日本の伝統工芸品の一つに、「びんがた染め」があります。
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古の琉球王朝時代、
神事に関する古式の衣装として身に着けられていました。
王族と氏族のみに許された柄と色の着物の染布に端を発し、
庶民の晴れ着、冊封使節を歓待する踊り衣装としても染められ、
更紗と友禅の技法をも取り込みながら現在に至る『びんがた染め』は、日本を代表する染め物です。
技法としては、
もち米と糠粉をお水と混ぜて、蒸し上げ作る糊を防染とし、
一枚の型紙を用いて、本顔料と染料を併用し多彩な染めを施す「型染め」と、「筒引き」の二つに大きく分けられます。
脈々と受け継ぐ技術を用いて制作する伝統的な工芸品として、
古典的な柄が染められると共に、新しき柄も染められ
広く親しまれる型染めの技法が、『びんがた染め』です。
ふじのびんがた染工房